新しい学習指導要領で英語の授業はどう変わる?

文部科学省、次期学習指導要領の英語教育案を公表【方向性案・未確定】

文部科学省は10月6日、2028年度以降に順次実施予定の次期学習指導要領について、意見募集を開始しました。現段階では決定事項ではありませんが、英語教育の方向性がかなり具体的に示されています。mext.go.jp 主なポイントは次のとおりです。
  • 中学校では、使用頻度の高い文法事項を中心に指導対象を明確化し、難易度を適正化する。
  • 国が「基盤語彙リスト」を整備し、重要語を異なる場面で繰り返し使わせる。指導語彙数自体も精選する。
  • 授業活動を、知識・技能を身につける「コミュニケーション活動を支える活動」と、それを使う「コミュニケーション活動」に整理する。
  • 高校の「論理・表現」は、話す・書く発信力をより明確にするため、「英語コミュニケーション(発信)」へ変更する方向。
  • 高校では、信頼性のある外部試験でCEFR B2以上の力が確認できる場合、外国語科目を一部免除・振替できる制度も検討されている。ただし、対象試験や英検の級・スコアなどは未定です。
  この発表を読んで私が感じたのは、AIが発達しようが、翻訳アプリが発達しようが、国は英語教育をさらに推進していく予定なのだろう、ということ。 高校でB2 (準1級相当)を持っていると、外国語科目が一部免除される可能性があるというのも興味深い。 「コミュニケーション活動」が重要視されるのはいいこと。語彙レベルばかり上げないで、文法が使えるレベルに定着するような授業になっていくといいですね。